①子どもの褒め方。「褒めて伸ばす」とは?
※Yahoo!ニュースリンク
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200314-00022269-mimollet-ent
土曜日のYahoo!ニュースで
失敗を恐れるのは「褒められた子」
という記事がありました!
読んでみて、
すっごい誤解を生みそうなタイトルと中身だな
(4分の3までの内容)
って。
これ読んで
「じゃあ褒めるのダメじゃん」
って思う人がいたらマズイなって本気で思いました😭
中身を最後まで読んでもらえれば、
そもそもの褒め方によって期待できる効果が変わると分かります!
ってことで
本日から約3回はこの記事を元に真面目な話です。
テーマは褒める!!
褒めて伸ばす!!
色々な場面で聞かれますね〜
たくさん褒めましょう!
ってね。
ただ、反対意見も多いんですよ。
甘やかしてるだけ。助長してるだけ!
厳しく怒った方がいい!!
色々な意見がありますし、
僕自身も様々な形で言われたことがあります。
(ちなみに怒ること自体はやり方を整えれば状況によって使い分けても可かな?って考えです。
ただ怒り方もロジックがあるため厳重注意です)
ただ、褒めるって本当に難しいんです😁
そもそも褒めることの効果って考えたことありますでしょうか??
嬉しくなる!
気分が良くなる!
………etc
さあ、なにが出ましたでしょうか??
嬉しくなる!
テンションが上がる!
それも正解です(^ ^)
褒められるとなんだか気分が上向いて嬉しくなりますよね〜
ただ、もう一つ。。
褒めることの効果として大きく期待できることがあります。
それは
「同じ行動を期待しやすくなる!」
ということです。
再現性と言ったりもするかと思います。
※褒めることは安直なんてものじゃなく、
むしろ真正面から向かい合わなきゃ出来ない!
★簡単な例として「勉強」を対象にします。
勉強している子を褒める。
⬇︎
嬉しくなる
⬇︎
もっと褒められたいなと思う
⬇︎
もっと勉強する
⬇︎
褒められる
というループを生み出し、
褒めることによって「また勉強しよう」という気持ちにさせることが出来る!
結果として勉強する頻度が多くなったり、
時間が長くなることで「勉強」という行動が「強化」されると言います。
(専門用語で正の強化って言います)
何もこれは子供だけではないですよ!
★メイクをしている女性を対象にします。
メイクを褒める
⬇︎
気分が良くなる
⬇︎
もっとメイクを頑張ろうと思う。
もしくはもっとメイク道具を知ろうと思う…etc
⬇︎
?????
さあ、
????
には、どんなことが入るでしょう?
・前回と同等以上のメイクをしてくる
・メイク道具を高級なものにしてきた
などになるかと思います。
頑張った結果、
「あれ?」ってなる人も
いるかもですが😱→空回りってやつです笑
褒められた事によりさらにメイクを頑張ろうという気持ちになることが期待できます😃
(専門用語で正の強化を受けたとされます)
これが褒めることの効果です。
褒める事を分解していくと、
なんだか褒めるって凄いな!
って、思いませんか??
ここまでは、
言われてみるとそうだよなー
これくらいは分かるわ!
という方も多いと思います。
※フフフ。よくぞ俺の前に立ち塞がったなアオダイショウよ。褒めてやろう。
これは何の強化にもならないです。
ヘビは日本語分からないからね。
ただ、やり方次第ではヘビでも行動を強化出来るんですよ(^^)
褒めることはなぜ大事なのか!?
それは、
同じ行動を期待しやすくするためです😎
次の記事はさらに深堀していきます。
勉強したことを褒めるにしても…
1.全部あってたね!頭がいいねー!!
2.よく全部やりきったね!ほんと頑張ったね!
1.2だけでなく褒め方も多様な視点があります。
ただ、その多様な視点こそが「褒める」ことを難しくしている問題なのです!!
1.2の褒め方で褒めた時に…
一体何が起こるのか!?!?
絶対とは言いませんが、継続していくと
1で褒められた子どもと2で褒められた子どもは大きく異なって育っていきます😬
どんな子どもになるんだろう??
(大人でも同じです。
仕事に置き換えてみてください!)