There will be closer

知りたい事が知りたい人に届きますように。

女性アスリートだからこそ。

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WWE LIVE TOKYO2019

ベッキー vs ASUKA vs アレクサ。

(キックを放っているのがASUKA、受けているのがベッキー)

 

○女性アスリートだからこそ。

 

 

皆さんが朝食を食べ終わった頃。

日本時間2020年5月12日世界中が喜びと寂しさに包まれた。

アメリカプロレス団体WWEに所属し

RAW women's王者であるベッキー・リンチ

 

女性レスラーは2010年代でも未だ男性レスラーの前座。決してメインにはなれない存在でした。そのため激しい男性レスラーと比べると、

コメディマッチやセクシー路線など箸休めになる事が多々であり周りの目からも、

 

「男性とは違う。女性レスラーは仕方ない」

 

と、世間から見られていました。

 

けれどもベッキーは違った。

 

WWEのプロレスの女性部門を変えてやる!

登りつめてやる!

 

そんな野心を秘めつつ、

扱いは恵まれていなかったものの

類まれなカリスマ性と努力と忍耐で

2018年夏、

宿敵を破りタイトルを取って

一気に女性トップに登りつめました。

 

1週間に1〜2回のテレビ放映、

その間で世界各地を回りさらに週2〜3で試合をする。

移動は全て自分で手配をして運転などもしなくてはいけない。

 

そういった事を全てベッキーは欠場なく、

こなしていき、

 

いつしか

 

「THE MAN」

 

と自ら名乗り、

 

番組もファンもベッキーを待っている。

ベッキーが出場すれば空気が変わる!

 

女性で初めてプロレス引いてはスポーツ界で最大の祭典であるレッスルマニアでメインイベントを務めるなどの偉業を達成しました。

 

名実ともにWWEの象徴的存在

 

その勢いのまま

男性レスラー・女性レスラー関係なく

並み居るビッグネームを差し置いて

 

誰もが

 

「団体のNO.1レスラーは?」

 

と、聞かれたら

 

ベッキー・リンチ

 

と答えるに至りました。

 

 

そんなベッキー毎週放映されているTVで

(日本時間2020年5月12日朝)

 

重大発表がある。

 

そんな発表をして、

 

自らの王者ベルトを前日の試合、

マネー・イン・ザ・バンクで勝利した

ASUKAに譲渡してしまいました。

 

このまま永遠に続くと思われた

ベッキー・リンチの旅を突如

自らの手で締めてしまいました。

 

ベッキーに何が起こったのでしょうか?

 

 

 

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※突然王者になり喜ぶASUKAと涙ぐむベッキー

(ちなみにASUKAは女性部門の王者ベルトを全て戴冠する前人未到グランドスラム達成)

 

 

 

「ASUKA。あなたは世界最高のレスラーよ。

このハプニングがあなたにとって喜ばしいと良いけれども…」

「昨日のマネー・イン・ザ・バンクの試合は

実は王者戦だったの。だからあなたは王者よ」

 

 

 

You go and be a warrior,'cause I'm gonna

be a mother.(あなたは戦士に私は母に)

 

 

 

ベッキーは妊娠して子供を身篭ったのです!

それは最高に嬉しい報告。

 

それと同時に、

レスラーとしては一時的にでも

引退するということ。

 

この発表は王者ベルトの譲渡と

ベッキーのリタイア宣言でした。

 

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ベッキーとASUKA。お互いこれまでの抗争や自身のキャラクターも捨て去って喜び合う。

 

 

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※観客はもちろん誰もいない。

そんな中ASUKAが会場に響いていたはずであろう大ベッキーコールでさらに祝福。

ベッキーも「ありがとう」と日本語で答える。

 

 

出産が終わり、

子供も成長して、

またカムバックすることもあるかもしれない。

 

でも、これまでのように毎週世界各地を飛び回り「THE MAN」として活躍し続けることは

無理でしょう。

 

これを、

 

最高だ!

と捉える人もいれば、

 

残念だ…

と取る人もいるでしょう。

 

お気に入りの選手がいなくなってしまうのは、

もちろん寂しくて残念です。

 

ですがベッキーの発表はTV放映後に

youtubeWWE公式動画として挙げられてから

わずか1日で数百万人以上に視聴され、

 

「寂しいがそれ以上に嬉しい!おめでとう!」

 

というコメントで溢れています。

 

僕も全く同じです。

 

感動して久しぶりに泣いてしまいました!

あまりにエモーショナルで。

 

 

女性アスリートだからこそ。

 

 

表舞台から去らなければいけない。

活動には限界がある。

それは間違いない。

 

 

ただし、女性アスリートだからこそ。

 

 

ここまで世界中を「おめでとう!」という、

ハートフルな言葉と感動で満たしてくれた!

 

この日、世界でいちばんスポットライトを浴びたのは間違いないでしょう。

そして世界中の人々に喜びを与えたことも。

 

これは男性には難しいことです。

 

自分の人生のハイライトとなる瞬間。

その瞬間のために何が出来るか?

 

ベッキーのようにはなれなくても

自分の決断や行動が

たくさんの人達を喜ばせることは、

自分にも出来るだろうか?

 

考える良いキッカケになりました。

 

これからは、

レスラーよりも困難で希望に満ちている

 

「母親」 

 

として生きていくベッキーを世界が応援していくのは間違いない。

このブログを見てここまで読んでもらった、

あなたにも是非応援して欲しいです。

 

以下、WWE公式動画youtubeリンク

https://m.youtube.com/watch?v=U4yv3L0XXf0

 

 

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※一時代を築いたレスラーの最高のハッピーエンドと新たなスタートでした。

 

 

 

🖋幸いメンチ